九宮坑道

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“戦争年代の証人 

 

 

小金門烈嶼郷は、金門島とアモイの間に位置していて、対岸の中国と最も近い所は7㎞足らずです。昔戦火が頻繁にあった頃は、惨烈な戦役をたくさん経験しました。現在は時局や雰囲気の転変に伴い、小金門の駐留軍はすでにいくらもなくなり、島の青壮年も大挙して移転してしまいました。しかし、島にはまだ当時の面影がたくさん残されていて、観光客に当時の戦備時期の特殊な雰囲気を感じさせています。雄大な規模の「九宮坑道」はそのうちの1つです。

 

 

 

 

金門水頭埠頭から小金門の九宮埠頭に来れば、歩いて九宮坑道に行けます。この坑道は九宮、四維の2つの岬に通じているため、四維坑道とも呼ばれている、2つのTの字の形をした水路です。

 

昔日は物資を運送 現在は観光の景勝地

この坑道は開削してより現在まですでに50年近くが経過していて、花崗岩層を爆薬で破砕した後、人力で砕石を運び出し、何もない所から掘り出した水路です。早期の戦争期間は補給品や物資を迅速に対岸の坑道に送り込むために使われていたため、九宮坑道と塔山坑道は海を隔てて向かい合っています。現在の九宮坑道はすでに補給物資を運んでなく、観光客が戦地の史跡を参観するために開放されています。

 

 

金門島の翟山坑道の機能も九宮坑道に似ていますが、前者の長さは357mで、後者は790mあり、最大幅15m、最大高さ11.5mです。さらに5か所の副坑道と4か所の出入り口があり、前者の2倍の規模です。坑道の中に入ると、真夏であっても、ひんやりと冷たく、水が緩やかに流れる音も聞こえて、得も言われぬ趣があります。

九宮坑道の中には、戦備物資が展示されていて、ここが戦火を経た過去を物語り、当時坑道を切り開いた苦労を現しています。坑道の外では、午後の静かな港の風景を眺めることができ、坑道の両側が岬に通じているため、浜辺の遊歩道を歩くと、また格別の味わいがあります。

 

 

基本情報

運航時間:
行き 07:00~20:30
帰り 07:00~20:30
30分に一本、19:00以降は一時間に一本。
詳しくは :http://www.kcbfa.gov.tw